この記事は、以下のような思いを持った人向けに書かれています。
- 子供のムダ遣いをやめさせたい
- 買って買ってと駄々をこねる子供を黙らせる方法を知りたい
子供ですら無駄遣いは投資の仕組みを知ればなくなる
まず、今すぐ駄々こねる子供を黙らせる方法はこちら。
子供にお金の現実を伝えるYoutube動画【無駄遣い:ストレートKO】
即効性を求めるならこちらの方法がおすすめです。
この動画見せれば一発KOです。
「Switch当てるのに、お祭りのくじ屋に10万以上払ってけんかしたよ。」で、まず静かになります。
Youtuberのヒカルさんは、小学生ならだれもが知っている人気Youtuberです。
ただし、小学校高学年から見せたほうがよいでしょう。
動画は、お祭りによくある出店で、くじ屋さんの景品は本当に当たるのかという検証をしています。
Youtuberのヒカルさんがお店のくじを全て買い占め、本当に一位の景品の当たりが入っているのか確かめるというものです。
結果は、当たりくじを引くことはできませんでした。
本人たちも認めるように、社会道徳性の面で少し気になるかもしれませんが、何より全国の小学生の目線で楽しく真剣に、現実と社会問題を伝えてくれるメディアです。
子供たちがいかに搾取されているかということに気づくきっかけになるでしょう。
この動画をすっ飛ばされても、Youtubeで静かにはなります。
子供のお小遣いに利子をつける【無駄遣い:判定勝ち】
徐々に無駄遣いの癖を減らしていきたい場合は、こんな投資教育がおすすめ。
例えば、月500円のお小遣い。
「一か月使わなければ、100円増えるよ。」と伝えます。
使ったら来月も500円のままだけど、500円をそのまま貯金しておいたら、来月100円増えて、合計600円のお小遣いをもらえるようにします。
さらに来月分のお小遣いも貯めておいたら、今月分のに+100円、来月分のに+100円と再来月は700円もらえるようにします。
小学生ならお得感が理解できるでしょう。
そうしたら1年でいくらになるか、言わずとも勝手に計算するようになります。
因みに1年間全くお小遣いを貯めると、6,000円が1万2,600円になります。
年利にしたら12.7%です。べらぼうに高いですが、少額であれば塾に通わせるよりもよっぽどいい教育です。
最初のうちは、簡単に頭の中で計算できるような設定にしましょう。
少しでも複雑にすると、やる気がそがれてしまいます。
正しい目的のためにお金を使うのであれば、その分はカウントしないようにしてあげるのも、いいかもしれません。
そうすれば、子供の方からお金を使う理由を説明しようとしてくるので、お金の会話がしやすくなります。
子供の無駄遣い防止をさらに発展させるアイデアもあります。
著者の佐藤ねじさんのアイデアで、5歳の息子さんはどうすればお小遣いを増やせるかということを考えて、最初に親からお金を借りてコーヒー豆を買い、家庭内でコーヒー屋さんを開きました。
一杯200円くらいの値付けで、お父さんお母さんにコーヒーをふるまいます。
パパもママもコーヒーを飲みたいときに作ってもらえWin-Win、というアイデアです。
事業や投資の感覚を小学校前にも持って実行しているという実例は素敵ですね。
全くこの通りにいかなくても、どうしたらお小遣いが増えるのか、ということを一緒に考えてあげるのはよいと思います。
まとめ:子供の無駄遣いをなくすには
投資とビジネスを自発的に覚えるように仕組む
家計を担っていなければ、お金に責任感は生まれません。
お金の計算をするだけで、お金に対する意識はどんどん強くなります。
それがこの記事を読んでいるあなたです。
一方、それ以外の家族は、おそらくあなたと比較すれば家計への関心は低いはずです。
そのような人たちに現状をわかってもらおうとするのは、不可能か非常に大きなエネルギーを使うことになります。
それよりもこのようなアイデアで、本人に自覚が芽生えるようにするほうが、全員が満足になります。
ぜひ試してみてください。
それではまた。