ざっくり読みと、
1.家計の入りを押さえる。
2.収入の構造は支出よりシンプル。
3.税、社会保障の仕組みとは切り離せない。
さて、皆さん自分の年収はご存知だと思います。家庭持ちでパートナーの年収もだいたいわかると思います。
家計への収入源ですからね。しっかり把握しておきましょう。
収入は、サラリーマンの方は給与収入、自分で事業として行っている場合は、事業収入となります。もちろん副業で、両方の収入がある場合もあります。
家計の支出に比べて、一般的に収入の構造はシンプルです。なので、創意工夫で増減させやすいのは支出の方です。費目だけでもたくさんありますから。
一方で収入の費目はいくつあるのでしょうか。
事業家の金森重樹氏によると、サラリーマンは4つのサイフを持て、とあります。どういうことなのでしょう。
4つのサイフとは、4種類の収入源を持てという意味です。税法上、確定申告する際に、収入源を申告しますが、ほとんどの場合給与収入のみです。しかし、収入を得る手段は他にもあります。
給与収入
配当収入
不動産収入
事業収入
皆さんの家計の収入はいくつあるでしょうか。収入源は一つより複数あったほうがより安定ですよね。
そして、収入源を増やすことで、より節約や節税できる可能性が広がります。
例えば事業収入を得ていて、業務にマイカーを使っている場合、車にかかる費用を経費として、所得税を低くすることができます。
サラリーマンのように給与収入のみの場合、それはできません。また、多くの給与所得者がこの事実を知らないでしょう。
収入源はしっかり把握しておきましょう。そして節約だけで達成できない貯蓄額は、収入をふやすしかありませんので、収入アップのノウハウや節税の知識を身につけていきましょう。