Excelで家計簿楽しくする方法

エクセルでの管理は非常に楽で自由です。拡張性もあります。

エクセルの家計簿はハマれば簡単です。一度ハマってしまえば、手書きや家計簿アプリなど他のツールはショボすぎて使うことができません

私はエクセルを使った家計管理を10年以上続けています。フィンテックの技術革新を願ってはやみませんが、残念ながら2020年になった今でもエクセルによる自己管理方法を凌駕するツールは出てきておりません。

この記事では、すっかりレガシーアプリになった(しかしながら未だ最強の)エクセルによる、家計簿のつけ方とコツをご紹介します。

家計簿では変動費が把握できればOK

そもそも家計簿をつける目的は、変動費がいくらかを把握することです。

家計の支出は、固定費、変動費、特別費に分けられます。

特別費とは、たまに発生する(通常発生しない)費用のことです。家計によってさまざまですが、例えば、旅行代、家電・家具、タイヤ交換代、入学金、お祝い金・香典などです。

家計の支出管理は、固定費、変動費、特別費をいかに網羅して、毎月の支出として落とし込むかを考える必要があります。

その中で、毎月家計簿をつけることは、変動費の動向を掴むことが目的です。

それ以外に、記録をつけることでお金や家計への意識が高まるという効果もありますが、基本的にめんどくさい作業を行わなければならない理由は、変動費の推移を知りたいからです。

変動費以外の固定費は一度洗い出してしまえば終わりです。特別費も、前もってある程度見積もっておき、余剰資金から出すようにします。

これで家計の支出管理の半分以上は解決です。

また、この作業は一度行うだけなので、家計簿が続かない悩みとは切り離せます。

まずは固定費の作業を見ていきましょう。

固定費を一気に書き出す

固定費の洗い出し:やることは、定期的な出費を、エクセルに書き出すだけです。

固定で毎月出ていく支出を思いつく限り書き出します。最初は小さく不完全で始めればよいです。

何も最初から完璧にしようとすれば、考えているだけで行動せずに終わったり、小さな失敗をした時点でやめてしまいます。

エクセルは無限のマスがあり、あとでいくらでも加筆・修正ができます。最初にとっかかってしまえば、そのあとはいくらでも自由がききます。

ここでアドバイスとしては、家、車、保険関係はモレないようにすることです。また、サブスクの費用も思い出すいい機会です。

家・車・保険関連をモレなく

なぜならこの3つがほとんどの家計において3大支出になっているからです。

家関連だと、賃貸なら家賃と管理費、火災保険料くらいで割とシンプルです。ところが持家だと、住宅ローン、管理費、修繕積立金、固定資産税、火災保険料などが毎月出ていきます。戸建住宅はさらに多くの項目があるかもしれません。

毎月の支払いがない場合もありますが、後述するように月割りで考えることになるので、とりあえず費目だけでも書き出します。

車関連だと、駐車場代、自動車保険料、自動車税、車検時の費用(自動車重量税、自賠責保険、印紙代、車検費用)などがあります。

保険関係は、各種生命保険です。火災保険や自動車保険はそれぞれ家と車のほうで勘定されていれば重ねる必要ありません。

これら3つは合計すると、食費なんかよりもはるかに高額で確実なコストです。一体いくら支払っているか気になって仕方がなくなりませんか?

固定費をリストしていくうえで、家、車、保険関係はなるべくモレのないように思い出しましょう。

サブスク料金も忘れずに

また、ジムの月会費、アマゾンプライムなどのサブスクも忘れないようにしましょう。忘れがちな費用なので思い出すいい機会です。

クレジットカードの支払い履歴で確認するのがよい方法です。

ちなみに、うちの例だとこんな感じです。

ざっくり、毎月24万円。百円以下は細かく気にしないで大丈夫です。23万円の月もあるかもしれないし24.5万円の月もあるかもしれませんが、細かいことは頭にいれると邪魔になります。

ここでは、毎日息しているだけで24万円支払いがあると認識できれば十分です。住宅ローンとこの生命保険は資産性があるので、単純な支出ではないのですが、ここでは割愛します。

年間でかかる固定費は月割りで書き込んでしまいましょう。

自動車税、固定資産税、年払い保険、ETCカード年会費など、毎月の支払いのない固定費は年間の費用を12で割って、月当たりのコストを割り出してみましょう。ちなみに車検でかかる税金は2年ごとですので24分割します。

ここでそれらの固定費を月払いにする必要はありません。年払いにしたほうがトータル安いので、なるべく年払いにしましょう。年払いや一括払いに比べて月賦払いはかなり損です。

ここまで固定費をざっくり計算できれば、家計の出費の半分以上を押さえたも同然です。この計算は毎月行う必要もありません。気づいたときに見直して大きくズレていないか確認する程度でOKです。

次に、いよいよ管理のめんどくさい変動費を見ていきます。

 

変動費は半年~1年続ければOK

変動費は最初はなかなか正確に予想できません。その変動費の平均、ばらつき具合、トレンドを見るためにつけるのが家計簿です。

ただし、非常にめんどうなので、6カ月~1年程度データがたまれば一段落しましょう。

家計簿につけるべき変動費は、主に食費、外食費、生活雑貨費、養育費、ガソリン代、水道光熱費です。

うちの例だとこんな感じです。

食費についてはこちらの記事でもまとめています。

https://ajo-consulting.com/saving/food-cost-family3/

エクセル家計簿の入力作業としては、レシートの中身は見ずに、買った店ごとにわけて考えています。

例えは、スーパーやコンビニのレシート金額は食費に、ウエルシアなどのドラッグストアのレシートは生活雑貨に。西松屋、バースデイのレシートは育児費用として勘定。

日々の買い物は大まかに、食費、生活雑貨、外食費、育児費用の四つにカテゴリー分けして、総額いくらになるかを見るようにしています。

アマゾンなどオンラインの買い物は、それほど多くないので、品物を見ながらそれぞれ4つのカテゴリーに入力しています。

レシートがたくさんあると集計がめんどうなので、なるべくクレジットカードを活用しましょう。

因みにガソリンのデータ取りは楽しくてしょうがないので、マニアックな記事にしてまとめています。ご興味あればどうぞ。

https://ajo-consulting.com/saving/fuel-mileage/

 

クレジットカードで買い物する

クレカで支払えば、買い物した金額が全て自動で残せます。家計簿を書こうと思ったときに一気に書き出せます。

実際、私はキャッシュレスで買い物します。そうすればポイントも記録もつけられるので、一石二鳥です。

楽天カードで買い物し、1%分のポイントを常に獲得しています。家族カードを作れば、家族カードで支払った額まで含めて履歴をおうことができます。これを支払い履歴は楽天e-naviでいつでも確認できます。

因みに楽天カードのスマホアプリでも利用履歴が確認でき、家計簿にも自動でつけてくれています。ただし、アプリでは変動費を全て把握するという意味では、あまりあてになりません。支払いを一元管理しないと総額を把握できないからです。

私は自分でエクセルで管理しているので、ほとんど利用しません。

キャッシュレス対応していない店もたまにありますが、こればかりは現金払いのレシート受取りです。なるべくこういった店では買い物しないようにしています。

水道光熱費もカード払いにできる場合が多いです。カード払いに切り替えて毎月自動的にポイントを受け取れる仕組みを作ってしまえば圧倒的にお得です。

光熱費のカード払いについてはこちらの記事もどうぞ。

https://ajo-consulting.com/saving/utility-cost/

 

家計簿はシンプルにする

家計簿はシンプルにしましょう。

理由は2つあります。めんどいのと、パートナー(旦那さん、奥さん)に理解してもらえない、です。

家計簿は慣れなくてもめんどうですが、慣れても面倒です。あまり価値の高い作業ではありません。定期的にみるためにもデスクトップ画面に保存し、パソコンを開けば最小工数で開けるようにしておきましょう。

また、家計簿をつけて家計についてパートナーに相談するときも、シンプルにしておかないと、パートナーに見てもらえません

記録することでお金に対する意識は相当高まりますので、家計簿をつけた時点で、あなたの家計についての意識は通常の500%くらいに上がっています。

一方でパートナーさんは家計簿をつけていない通常の意識状態なので、家計に対する気持ちに大きな差がついています。

一方的にこれからの支出の行動を改めてもらうようなお願いをすると、ケンカの要因になってしまいます。

少なくとも家計簿のデータをわかりやすくグラフ化して見せたりするようにしましょう。そのために分かりやすくシンプルにしておかないと、見てもらえなくなってしまいます。

まとめ 

エクセル家計簿で圧倒的に集計は楽になる

思いつく毎月の固定費をリストしていく。

家・車・保険関連、また年会費・サブスクの支払いも思い出そう。全部思い出せなくても、思い出したときに書き加えればいいだけです。

変動費はずっとつけなくていい。

家計の6割は固定費なので、家計簿なしでだいたい把握できます。変動費のばらつきやトレンド、平均額を知るためだけにめんどうな家計簿をつけます。継続するのは大変な作業なので、頑張り過ぎないようにしましょう。

なるべくクレジットカードで支払う。

レシートの管理をしなくてよくなります。これが圧倒的に楽なことは、オフモードのときにはっきりわかります。たまにカード明細をみて、思いついたときに一気につけることができます。

シンプルにする。

できればグラフ化してシンプルに分かりやすくしましょう。なるべく入力作業がめんどくさくないように、そしてパートナーが見てもわかりやすい構成にすることで、協力を得やすくなります。

エクセルの基本的な機能を知っていれば、家計簿はエクセル1択だと思います。

エクセル家計簿で、始めやすさ、計算機能、網羅性、拡張性は他の手段を圧倒します。

一方で、エクセルを一度も触ったことがない場合は、ハードルは比較的高いと思いますが、家計簿の計算は複雑ではないのですぐに慣れるでしょう。

ハマらなければ手書きやアプリをつかったほうがいいですが、おそらくある時に限界にたどり着き、エクセルに乗り換えることになるでしょう。もしそうなるのであれば、はじめから家計はエクセルによる一元管理をしたほうがいいです。

無料のテンプレートなどもでていますが、自分で好きなように作ってみるのが一番のおすすめ方法です。

こちらの記事もあわせてどうぞ。

https://ajo-consulting.com/finance/30s-own/

それではまた。