家計のよくある悩みの一つは、節約を続けられないことです。
この記事は、以下のような思いを持っている人向けに書かれています。
- 節約が続けられない
- みんなどうやって節約を続けているの?
- お金が貯まる前に使っちゃう
私は普通の一般サラリーマンですが、節約を徹底することで年間300万円以上貯蓄し、既に3000万円以上の資産を積み上げました。
ここまでやる節約は、できるところからコツコツやればよいだけでなく、いかに継続させるかと、いかに効率化するかという点も重要です。
節約を続けられない場合に、ためになるコンテンツをまとめました。
結論:自分でお金を計算しよう
まずやるべきことはシンプルで、自分でエクセル表をつくり、口座残高や収支を書き出しましょう。これだけです。
では、この行動がなぜどう重要なのか、解説します。
コツ1 お金を数えると、圧倒的に意識が高くなる
節約できない人はいない
節約や貯蓄は誰でもできることです。
もし徹底できていないのならば、残念ながらそれはあなたの甘えでしかありません。
世の中には自分がどんなに頑張っても達成できないことが山ほどあります。
その中で、節約は、自分が頑張れば必ずできることです。
これは単に意識が低いという言い方もできますが、逆に言えば、自分の力だけで解決可能な問題でもあります。
問題は、節約を続けられない意識や努力量をどうすれば改善できるかということです。
これには解決方法がいくつかあります。
その代表例がお金を数えるという行為です。
- 今、いくら持っていますか?
- 今月、いくら稼ぎますか?
- 今月、いくら使いますか?
これらの質問のうち1つ以上、ざっくりでいいので、いつでも答えられるようにしましょう。そうすれば、必ず節約は続けられます。
これは、流れ星に願い事をいうと、願いが叶うという話に依ります。
流れ星というのは、とてもまれで、いつ見られるかわかりません。
また、流れたとしても非常に短い時間しかみられません。
出会う確率も少なく、あまりにも一瞬で願い事を考える時間もありません。
どうすればいいのかというと、いつ見られるかわからない一瞬のときのチャンスが来たときのために、願いごとを常に心の中にとめておくのです。
それもしっかり伝わるように、短い言葉で具体的にし、何度も言葉にする練習をしておきます。
そうやって準備をし、常に心に思っておくことで、いざ流れ星を見たときに願い事が言えるようにします。
このように常に心にとめておき、具体的にシンプルに願い事をイメージしておくことは並大抵のことではなく、これをできる人は、流れ星を見なくとも、とっくに願いを叶えられる状態になっているのです。
節約が続かない習慣を変えるコツ
さきの質問にもどりますが、
- 今いくら持っていますか?
- 今月、いくら稼きますか?
- 今月、いくら使いますか?
あまりこのような質問をされることはないと思いますのが、いつ聞かれたとしても答えられる状態でいると、節約が続きます。
例えば、1つ目の、自分の全財産を常に答えられる人は1割もいません。
お金の心配している人は多くいるはずのに、自分がいくらもっているのかを答えられない人が9割以上いるのです。
これができるようになるだけで、マネーリテラシー上位10%に入ります。
自分でいつでも問えるように、トイレやデスクの壁に書いておくとよいです。
そして、この問いに答えられるように、お金を自分でしっかり数えましょう。
資産や収入、支出は毎日細かく家計簿をつける必要はありません。
それより一万円単位でも、いつでもいくらか瞬時に答えられるようにしておくほうが、効果的です。
それができれば、節約を継続できるばかりか、かなり効果的に実践している状態でいられます。
自分のお金を数えれば、節約や貯蓄ノウハウは自分で気づくことができ、自分に最適な方法が自然に身につきます。
お金を数えていれば、自然にお金に意識が行き、お金の大切さを自分の胸に刻み付けられるようになります。
衝動買いをするときの抑止力につながります。
注意点:「自分で」数えること
注意点として、「自分で」数えるということです。
毎月家計を担っているパートナーがいたとして、そのパートナーから聞いた残高の数字を頭に入れるだけでは足りません。
しっかり自分で数えることが大切です。
人から聞いた最終的な数字は、その額だけ覚えておいても、なぜその額になったかがわかりません。
そうなれば、残高の数字に当事者意識が育たず、貯蓄できない理由を人のせいにしてしまいます。
そうならないためにも、必ず自分でお金を数えましょう。
パートナーにも節約の意識があるのなら、話し合うことで更に意識は高まります。
ただ、価値観があわずケンカになってしまう場合は、自分のできる範囲に留めておきましょう。
あなたの節約意識以上に、パートナーの価値観は大切です。
コツ2 自分らしい生活を送ると、節約の本質が見えてくる
継続しなければほぼ意味なし
節約は継続することで大きな効果を発揮します。
継続しなければゼロ円どころか、マイナスのキャッシュフローを出して終了してしまうこともあります。
ですから、効果的な節約方法をとりいれたとしても、本当の勝負はそれをいかに継続させるかという点にあります。
継続させるというより、ムリに頑張らなくても、半自動的に節約が続くという状態を作ることです。
節約を継続するためのノウハウやコツといったことは、多く紹介されていますので、ここでは本質的なことを強調します。それは、理想の自分らしい生活を送ることです。
節約の向こう側にある姿を即実行しよう
楽しく、感謝の気持ちをもって、充実した日々を送ることを目指してください。
節約を通して今すぐ幸せになってください。
節約を継続できないくらいなら、5年後、10年後、または老後の幸せのために、今の自分の幸せを犠牲にすることは避けましょう。
未来の幸せは遠ければ遠いほど不確実なものですが、今日・明日の幸せはより確実なものです。
今日からの毎日を幸せに過ごすことによって、節約は継続しやすくなっていきます。
楽しくなければ何も続きません。
例え自分や家族に鞭打って、節約を断行してきたとしても、本当の幸せを手に入れることから遠ざかってしまう恐れがあります。
無理やり勉強を強いられてきた子供が、勉強を嫌いになって成績が伸びなくなるのと一緒です。
楽しくやりましょう、人間ですから。
感謝の気持ちを持とう
感謝の気持ちを持つことも重要です。
お金がもったいないから、お世話になった人への贈り物や、大切な友人の結婚式のお祝いを渡さないことは、理想の自分でしょうか?
友人や親せきへのお祝い・お礼などに使うお金を渋ることは、実は節約にはマイナスの行為です。
あなたが本当に感謝の意を表したいなら、それを表すためのベストな方法にお金を使いましょう。
形式だけのお祝い・お礼で仕方なくといった心でお金を費やしても、何も生まれないでしょう。
お祝い・お礼をするなら、心を伴ったものでなければ支出してももったいないです。
感謝の気持ちをもつことはタダでできます。心持ち次第です。
そうすれば長期的には、めぐりめぐってあなたをお祝いし、応援してくれる人たちに囲まれることになります。
家族や友人、その他の人々にどんどん感謝しましょう。するとどんどん幸せになっていきます、人間ですから。
節約も継続しやすくなります。
充実した日々を送る
最後に充実した日々を送ってください。
家計簿をつけて、通帳残高が増えていくのを見るのはとても充実感を得られる方も多いです。
単に増えているという事実だけでなく、自分の努力が形になって表れるからです。
また、去年できなかった事が今年できるようになった、今年できなかった事を来年挑戦してみるといった反省と目標を意識することでも充実感を得ることができます。節約も続きやすくなります。
ふところも心も豊かな人生を送ってください。
まとめ
節約を続けるためのコツは、お金を数えることと、自分らしい生活を送ること
コツ1 お金を数えると、圧倒的に意識が高くなる
コツ2 自分らしい生活を送ると、節約の本質が見えてくる
やることはシンプルです。エクセル表にそれぞれの口座残高や収支を書き出し、定期的に更新することで、節約は継続できるようになります。
過去に作ったものがあるのなら、ボーっと眺めながら、そのまとめをもっと見やすくするなりいじってみてください。
グラフ化してみるのもいいでしょう。
本当の節約は長期戦です。
目の前の品選びで、安い方を選んだからといって、お金は貯まりません。
お金を貯めるには、時間も味方につける必要があり、継続することで効果がどんどん大きくなっていきます。
そのためには、しっかり継続できる体制づくり、自分づくり、維持管理が大切です。
そのためのコツを2つに分けてお伝えしました。
これからも一緒に頑張っていきましょう。