2021年版スマホ料金見直し-nuro-vs-LINEMO

こんにちは、AJO(@ajo_kakei)です。

2021年になってスマホの料金プランが大幅に値下げされました。

それまでの常識では大手キャリアから格安スマホに契約を変えるだけで月額3,000円以上節約することができました。

これからは3GBのプランなら1,000円以下で契約できるプランが大手からも出てきている時代になりました。

そこで今回はスマホ料金を最安にする方法を検証します。

こんな人に向けて書かれています。
  • スマホ料金を下げるために乗り換えを検討している人
  • どのプランに乗り換えるべきか情報を整理しきれていない人

2021年になって、スマホの節約は大きな転換点を迎えました。

この記事のポイントは以下です。

  1. 最安はnuro mobileの3GB792円を軸に比較する
  2. 無難なのはLINEMOの音声SIM月額990円
  3. 3GB以下で月額1,000円を達成すれば、スマホ料金はもう気にしなくてよい
  4. 乗り換えの費用と端末コストに目を向けよう

順番に解説します。

最安はnuro mobileの3GB792円で検証する

2021年現在、大手キャリアもMVNOの格安SIMも次々と新料金プランを発表するので顧客としては新情報についていくのがしんどいですね。

最新情報はこちらのスマサポチャンネルが上手に分かりやすく解説してくれていますので、このようなレビューサイトを2~3つ参照するのが賢い選択です。

スマサポチャンネル

価格ドットコム

そして、最も重視すべきは自分自身の需要です。

自分が「何ギガのプランが最適なのか」と「通話はどれくらいするのか」を基本に整理しておきましょう。

この二つがスマホ料金を決定づける2大要素です。

あとは

  • 窓口があるほうが安心
  • 電波が広範囲につながる
  • 回線が混雑しにくい
  • 災害時につながりやすい

といった好みは料金以上に選択肢を狭めることになります。

料金を最安にするプランからは遠ざかります。

その中で私はnuro mobileの3GBをmineoの5GBから乗り換えすることにしました。

mineo(マイネオ)は格安SIM大手で、2016年4月以降5年以上もお世話になってきました。

3GBの音声SIMプランで月額1,600円と、当時の大手キャリアより5,000円以上安く利用できていました。

しかし、2021年現在において価格競争力が落ちてしまいました。

各社3GBのプランで1,000円前後の価格で出しており、mineoは1,300円と料金を300円程度下げただけに留まりました。

私としてはサービスも容量も必要最低限に抑える目的で、nuroモバイルの3GB音声SIM月額792円(税込)を選びました。

10分のかけ放題をオプションでつけ、私と妻2人分の月額料金は2,500円程度になりました。

以前は通話なしで3,500円程度だったので、節約に貢献してくれました。

  • 夫 3GB音声SIM(792円)+10分かけ放題(880円)=1,672円
  • 妻 3GB音声SIM(792円)=792円
  • 夫婦合計 2,464円+ユニバーサル費(約6円程度)など

3~8GBの容量であれば、夫婦2人でこれ以下の料金にする方法はありません。

容量をもう少し下げて1~2GB程度であれば、HISモバイルが最安ですが、月数円程度でしか変わらずdocomo回線のみ対応のようです。

また、1GB以下であれば無料の楽天モバイルが最安です。こちらはプラチナバンドと全国の電波網だけが課題ですね。

最安の料金プランを探すなら

nuroモバイルの3GB792円より安くなっているかで比較してみるとよいです。

無難なのはLINEMOの3GB月額990円

nuroモバイルはシンプルさと価格で攻めたチョイスですが、特にその他のメリットがあるわけではありません。

通話と通信が最低限できればよいという考えの人向けでしょう。

一方で、格安SIMではなく大手キャリアブランドにこだわりたいという人も多いです。

今までdocomo、au、Softbankで当たり前のように受けていた通信サービスがなくなってしまうのではと恐れることもあるでしょう。

そんな場合は、LINEMOの3GB月額990円が無難で格安の選択肢です。

特徴は以下。

  • LINEMOはソフトバンクのオンライン版サブブランド
  • 通信速度が安定
  • 料金は格安SIM並みに低く設定

このブログにたどり着ける皆さんは、窓口ではなくオンラインの手続きができるはずですので、LINEMOへの乗換え手続きは簡単なはず。

docomo、auには残念ながら同様の低価格帯の料金サービスは出てきていません。

docomo、auからも出れば本当に格安SIMの存在意義がなくなってしまうでしょう。

3GB以下で月額1,000円を達成すれば、スマホ料金はもう気にしなくてよい

ただ、はっきり言ってここまで通信費が下がってくれば、もうどれを選んでもどんぐりの背比べ状態です。

2020年までは家計の中で通信費の割合は大きく、最も手軽に費用を下げることができる項目でした。

節約テクニック15選とその効果測定

2021年現在、すでに格安スマホ(格安SIM)で契約している人は、私のように毎月500円程度固定費を下げられるくらいのメリットでしかありません。

うちは格安SIM(マイネオ)から格安SIM(nuroモバイル)へ乗り換えることで2人分で毎月1,000円のキャッシュフローを実現できました。

通信速度は変わらず安定しており、10分以内の通話が無料でできるようになりました。

受ける恩恵はそのくらいです。

格安SIM乗換えによる節約効果
  • 2016年 7,000円/月 → 2,000円/月 毎月5,000円のキャッシュフロー(年間6万円)×人数分
  • 2021年 2,000円/月 → 1,000円/月 毎月1,000円のキャッシュフロー(年間1.2万円)×人数分

2015年頃の格安SIMが台頭してきた時代に比べて、乗換えによるコスパは大分下がりました。

とはいっても大手キャリアのメインブランドから乗り換えるのは節約の王道の選択肢であることに変わりありません。

低価格帯の通信サービスが群雄割拠の時代に、どれを選ぶかで迷うのは最小限にし、とりあえず気になったキャリアやMVNOに乗り換えるノリで十分に節約できます。

万が一もっといいサービスがその後見つかれば、また乗り換えればいいだけです。

2年縛りや乗換えコストはほぼもうなくなっています。

そして、もっと家計の比重の大きい項目に節約の目線をシフトさせるべきでしょう。

乗り換えの費用と端末コストに目を向けよう

通信費が劇的にさがると、相対的に乗換えの事務手数料と端末費用が高くなります。

乗換えのためにはどのような費用がかかるのでしょうか。

乗換えコストまとめ
  • 事務手数料は3,000円程度
  • MNP手数料は無料
  • SIMカード費用400円程度もしくは事務手数料に込み

こんな程度です。

これ以外に料金を請求してくる場合は、要注意です。

キャンペーンで無料になっている場合もありますが、そんなのに目を配らせているほうが高コストです。

たまたま無料になっていればラッキーと考えたいものです。

そして最も高いのが端末コストです。

携帯端末コスト
  • iPhone 7~12万円
  • android 2~12万円
  • ゼロ円端末

iPhoneを使っている人は、7~10万円以上の端末価格を支払っているでしょう。

端末コストを下げるには、androidケータイに切換えるか、長く愛用することです。

10万円のiPhoneを2年使えば毎月の費用は4,200円です。

しかし3年使えば2,800円になり、4年使えば半額の2,100円です。

androidケータイはGoogleやシャオミなどから2~5万円の価格帯で同時期のiPhoneと遜色のない性能をもった製品が出ています。

個人的に気になっているのはシャオミのMi 11 Lite

Snapdragon 780G、メモリ6GB、ストレージ128GB。これで4.4万円です。

 

3年使うと月当たり1,200円です。

これでも通信費と同等かかっている計算になります。

まとめ

スマホ料金は戦国時代に入りました。

そのうち群雄割拠で撤退するMVNOもでてくるでしょう。

そのうち今後のMVNO業界の動向予測をまとめたいと思います。

とりあえず消費者としてやることをまとめると以下です。

消費者としてスマホ費用削減のためにやるべきこと
  • まずはnuroモバイル、楽天モバイル、LINEMOを検討してみる
  • 月額1,000円以下を最安価格の目安とし、それ以外のこだわりを整理する
  • 乗換えコスト・端末コストを意識する

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    それではまた。