節約を心掛ける家庭が、毎月光熱費を見るたびに思い悩むことです。
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- うちはお金ないのに、今月も電気代・ガス代が高かったけど、どこもこんなもの?
- 電気は小まめに消しているんだけど、今月も電気代高かったな…。
- 水道代もバカにならないから、毎日お風呂はくまないほうがいいかしら?
このような悩みを買かけている人も多いのではないでしょうか。
- 光熱費の一般的な費用を知りたい
- 光熱費を効果的に節約する方法を知りたい
そんな悩みに購買のプロ目線で、結論からお伝えします。
家計における光熱費の節約は頑張って月2000円。やれることやったら基本頑張らなくてよし。
光熱費の節約は、以下にご紹介する3つ方法を確認すれば十分で、それ以上普段の生活をきつく縛る必要はありません。
供給会社の切り替え、支払方法の切り替え、古い家電の買い替えだけ確認すればOK。日々の暮らしで電気や水道の使い過ぎは気にしても大した金額節約できません。
それでは順番に解説していきます。
光熱費とは
言わずもがなですが、光熱費とは、生活に必要な燃料(水、ガス、電気)を供給している業者に支払う料金のことです。一般に水道料金も含めて水道光熱費と言ったりしますが、ここでは水道料金も含めて光熱費と表現します。ちなみにWikipediaによる光熱費の定義はこちら。
また、これらの資源を供給する会社は全て異なり、当然料金の支払先も異なります。
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- 上下水道料金 水道局を運営する市区町村に支払っています。
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- ガス料金 東京ガスなどのガス会社に支払っています
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- 電気代 東京電力など電力会社に支払っています
光熱費は年間で1万円以上ばらつく
以下の表は、私が過去に夫婦二人暮らししていた頃の光熱費のデータです。
3年間のデータですが、最高値は冬の季節に22,751円、最低値は夏の9,708円がありました。この期間、特別な光熱費の節約を心掛けていたわけではありません。省エネ意識を持っていた程度です。
光熱費を合計すると夏と冬で1万円以上の差が普通にでます。
水道代は安定しているように見えますが、この地域は2カ月に一度の徴収なので、毎月平均値で出しているため、ばらつきが小さく見えます。
実際は夏はシャワーのみで、冬はお風呂をくむので、季節変動はあります。
一定の生活水準を保つためには、これらの費用はどうしてもかかってくるものです。
お金がかかるからという理由で、暖房を入れなかったり、お風呂をくまない生活を強いるのは、理想の生活から遠ざかってしまう行為です。
そして何より、光熱費を節約しようとしても、家計に大きく貢献はしません。
光熱費の平均値を統計で見る
政府統計を使えば、一般にかかる光熱費がどれくらいかかるものかを見ることができます。
以下のグラフは、全国2人以上の勤労者世帯の月ごとの水道光熱費です。光熱費は季節変動が大きいことを、全国平均のデータで示しています。
これを見ると、夏・秋は18,000円前後、冬は25,000円程度かかってくることが読み取れます。
出典:政府統計 家計収支 2人以上の世帯2019年月次のデータをもとに作成
また、光熱費は世帯人数によっても変わってきます。
以下のグラフは、全国の勤労者世帯の光熱費を世帯人員別で示したグラフです。
出典:政府統計 家計調査 家計収支編 2019年次
単身世帯では約1万円、2~5人世帯では、2~2.5万円程度かかってくることが読み取れます。
また、世帯年収によっても、光熱費は変わってきます。
以下のグラフは、世帯年収別に全国の光熱費の平均を示しています。
下位10%の平均年収200万円で光熱費は1.2万円です。下位60%の平均年収550万円で光熱費は1.9万円、上位10%の平均年収1,100万円以上でも2.4万円程度です。
このように、光熱費は世帯の人数、年収と季節によって、大きく変わってきます。
傾向として、電気代が5割を占めます。ガス代は3割、水道料金が2割です。参考にしてみてください。
電力・ガス自由化で光熱費をさげることができます。
それぞれの家庭によって、条件が異なりますが、電力会社やガス会社を切り替えることができるようになりました。
自分の家は、どんな電力会社やガス会社を利用できるか、ウェブ上で簡単にチェックすることができます。
非常に便利なのがエネチェンジです。
正直電気・ガスの切り替えにはこのエネチェンジのサイト一択です。
このサイトにとべば、簡単にシミュレーションで料金を比較してくれます。
こちらのサイトで居住地域などの条件を入力します。
すると、自分に合った電力サービス会社を提案してくれます。無料で一瞬です。
このような画面になります。
また、同様にガス会社も郵便番号と現在のガス代を入力するだけです。
入力はこれだけです。「この条件で節約額を見る」をクリックします。すると以下のような画面になります。
電気代とガス代で自分の家に最適な供給業者を無料で提案してくれます。
ちなみに水道料金は選べません。あきらめましょう。
支払いはクレジットカード払いにする
固定費の支払はなるべくクレジットカード払いにするのがセオリーです。
年間の光熱費の支払額は15~20万円以上になります。
呼吸しているだけで2000円稼げる仕組みを利用しない手はありません。
- ポイントが貯まる
- 自動的に支払いが完了する
- 支払料金の履歴を簡単に記録・管理できる
- 支払額は自分で手記したほうが節約・支払意識が高まる
- クレカ払いに対応していない業者がいる場合がある
- クレカの信用枠を圧迫する
因みにクレジットカードはポイント還元率の高いところでないと意味ないです。例えば、楽天カードはポイント還元率1%以上でおすすめです。
楽天カードの申し込みはこちらから。
古い家電を買い換える|3番目にやるとしたら、重い腰あげて
20年以上前のエアコンや冷蔵庫、トイレを使っているのなら、買い換え時です。
今の商品と比べ、昔の家電の消費電力は3倍以上も高いので、買い換えることでお財布にも地球にもやさしくできます。
昔の製品はそれだけ燃料をたくさん使ってしまうのです。
コストは初期費用+ランニングコストx年数で考えましょう。
ものを大切にすることは家計にとってもいいことですが、技術革新のある家電については、違います。
家電製品は20年もたてばとっくに買い替え時期にきています。
そのための予算を蓄えるのが、賢いお金の使い方です。
生活の質も上がります。ざっくりとですが、今10万円の家電を買ったとしても、数年後には買わない場合より安くなります。
まとめ:光熱費の効果的な節約方法3選
エネチェンジで電力・ガスの切り替え。
クレジットカード払いへ切り替え。
20年以上古い家電を買い換え。
光熱費は思った以上に下げられません。家族の人数が多ければどうしても高くなります。
日々の生活で消費を意識し続けても、大した節約効果がでません。
20年以上古い家電製品を買い換えたほうが、よっぽど節約できます。
なお食費の節約はおすすめしておりません。その理由についてはこちらの記事を読んでみてください。
【食費は削ってはいけない】1000万円貯まる家計の買い物術を徹底解説
それではまた。