この記事の主張は以下3点。これで賢い買い物ができます。
- お金を使う理由は3パターンある。消費・浪費・投資。
- 消費と浪費は現在のため、投資は未来のためにお金を使うこと。
- 必要なものを判断できる目を養うことで、賢く節約できる。
節約上手は人はお金を使わないわけではない
究極の節約はそもそも買わないこと、といった考えは正しくあり、間違ってもいます。
人生を豊かにする資源が溢れている中で、お金はカンタンにそれらの商品と引き換えに交換することができます。
先人たちが発見し、築き上げてきた資本主義社会では、お金をこのような便利なツールとして位置づけられてきました。
では、節約のために、何も買わずにお金をため続けて人生が豊かになるでしょうか?
答えはNoで、明確でしょう。
大事なのは、自分の人生において、何が必要で何が必要でないか判断する力を持つことです。
これは節約する行為以上に大切なことです。
世の中には一人ひとりにとって必要でないもので溢れています。
その中で自分に取って必要なものを見つけ出し、お金と交換する作業を、私達は人生の長い期間繰り返しているのです。
毎日のように、私たちは購買行動をしています。
何を買うか、買わないか。
ほしいもの、ほしくないものの欲望と常に戦い、自分の意思で購買行動を制限しているのです。
いかにほしいものを安く買うかを、ひたすら調べるよりも、長い人生で買い物の意義を考えられる力をつけたほうが、より効果的な節約をできるようになります。
単純に何も買わなければ、そのうち何を買ったらいいのかわからなくなるでしょう。
それは、ただ自分の物欲を自制し続けただけの結果だからです。
それよりも、何を何のために買うのか、自分の価値観の軸を太くし、目的を明確にしながら、自分の基準軸をもってお買い物に望んだほうが、より豊かに生きられるようになります。
言い換えると、長期的に賢い買い物をできるようになったほうが、ムダな出費を抑えることができるということです。
消費・浪費・投資で、お金を使う理由を考えよう
お金を使うときは、その目的として3つの基準を意識しましょう。
それは、消費か、浪費か、投資かです。
購買の目的 | 定義 | 具体例 |
消費 | 日常生活で生きるために必要なものを買うこと | 食品、衣服、家賃 |
浪費 | 日常生活で生きるために必要でないものを買うこと | パチンコ、映画、目的のない飲み会 |
投資 | 将来豊かに生きるために必要なものを買うこと | 株式、セミナー、教材 |
自分の購買行動の目的が、消費、浪費、投資のどれなのか、瞬時に判断できたほうが、賢く買い物できます。
一般的に、消費は必要最低限に抑え、浪費は自制し、投資は目的を明確にして使うことが推奨されます。
これはあくまで、何の目的でお金を使っているのかを整理するノウハウの一つです。
具体例:自動販売機の缶コーヒーは浪費か?
そして、具体的な例は、人によって異なってきます。
同じ飲み会に参加している人でも、ある人にとっては浪費、ある人にとっては消費、ある人にとっては投資ともなりえます。
なので、それぞれの具体的な購買行動に対し、これは浪費か、消費か、投資家は、目的を意識した本人にしか答えられないことなのです。
これを本質的に分かっていなければ、やがて大きなミスを、しかも繰り返してしまうでしょう。
それぞれの購買行動に対し、あなたが買う目的を意識しましょう。
例えば、缶コーヒーを自動販売機で買うときも、ただ習慣でなんとなく買っている場合は、要注意です。
しかし、今日はとても仕事で疲れて、のどが渇いていて、これからもう一仕事あるので、頑張った自分にご褒美と少々のリラックスする時間を与えたい、と思って缶コーヒーを買うのとは、とてもよい浪費行為といえます。
これは最初は意識するのがめんどくさいですが、習慣化してしまえばよいのです。
考え方を習慣化してしまっている人は、わざわざ言葉にせず、実践しています。
また、買う買わないの選択にも、人は大きなエネルギーを使っています。
例えば、新しくエアコンを買い換えようと、ネットショッピングや家電量販店で悩んでいるときでも、消費・浪費・投資の考え方は使えます。
そして、商品を吟味したあと、これは必要なものではない、これは私が求めている機能を十分に持ち合わせていないなどの理由で、その商品を買わないという選択は賢い買い物です。
まとめ:お金の使い道3パターンを意識しよう|消費・浪費・投資
お金の使い道には消費・浪費・投資の3パターンがあります。
消費は日常生活で生きるために必要なものを買うことで、必要最低限に抑えましょう。
また、今まで必要だったものが、これからは必要でなくなることがある場合もあります。
そのときは、しっかり見定めてムダな購入をやめるようにしましょう。
浪費は日常生活で生きるために必要でないものを買うことです。
なるべく抑えるようにしたいですが、目的を明確にして、自分が納得すれば、ムリに切り詰める必要はありません。
自分や他人へのプレゼントは浪費かもしれませんが、きっと自分の幸せや人間関係をよくしてくれると信じられるならば、それは健全な出費かもしれません。
投資は、より豊かな未来を実現するために使うことです。
勉強することは、自己投資であり、そのために時間だけでなくお金を使うこともあるでしょう。
資産運用も投資です。しっかり自分の投資方針を持ったうえで運用することは大事です。
投資方針をもつためにも、自分が何のために今お金を使っているのかを意識しましょう。
そして全ての購買行動に、冷静に考えられるようになれば、お金を使わなくなる場面がでてくるでしょう。
選択肢として、買わないという選択をいつも残すようにしましょう。
これは住宅やクルマ、保険などの大きな買い物をするときに、絶大な交渉力を発揮させる力が働くのです。
詳しくは別の記事で取り上げます。