2008年に就職してからは、財務分析の仕事を受け持った関係で、財務諸表の読み方という会計学の基礎のような研修も受けたりしてきました。
2012年から家計を顧みるようになりました。 お金の投資・運用などを行い、お金が増えたり流通したりする仕組みを学びました。
2017年には中小企業診断士という経営コンサルティングの国家資格を取るための試験勉強のなかで、財務・会計の基本となることを勉強しました。
全てサラリーマンになってから身につけた知識ですが、社会人たるもの、全ての大人が身につけておいたほうがよい知識と思います。
私はなぜこれほど重要なことが、小・中・高・大と一般教養として学ばなかったのだろう、と思いました。
なぜか文部科学省の教育カリキュラムの中に、お金に関することが含まれていないのです。社会で生きていくには、お金とは切っても切り離せないことになるのにもかかわらずです。
事情あるなし問わずに、低収入であるがゆえに、貧困に陥る家庭もあります。
しかし、どのような家庭でも、お金に関する知識が少しでもあれば、創意工夫して今よりも豊かな生活を手に入れられると思うのです。収入がアップするという単純な話ではなく、お金の使い方の大切さ、お金の持つ力、お金が社会で果たしている役割など、知識としてもっているだけで、行動の選択が変わってくると思うのです。
学校を出たら、企業に就職して給料もらって、引退したら年金貰って、死んでおしまい。正しいお金の教育を行えば、そのような考えに陥る人を効果的に減らせると思うのです。
今後の記事で、お金に関する教育を日本が行わない理由について書きたいと思います。
1.第二次世界大戦から、政府は終身雇用を徹底したから。
2.企業・サラリーマンからの納税を効果的にしたいから。