家計管理-持ち金秒で言える?

突然ですがあなたの家には全部でいくらあるか言えますか?なかなか言えませんよね。サイフの中身と、銀行口座の残高くらいはわかる方多いと思いますが、株をいくつも保有してたり、口座がいくつもあったり、パートナーの残高は把握してなかったり。

銀行の残高が100万円くらしだったとしても、株やへそくりなんかを含めると実は結構あるのかもしれませんよ。ちょっと計算してみましょう。

金融資産は

  現金 - 財布にあるお金です。銀行に預けていないもの。タンスにあるへそくりもです。また、円だけでなく、旅行で余った外貨も含みます。

  預金 - 銀行残高です。口座が複数あるかもしれませんね。これも外貨含みます。

  株式 - 国内株、外国株、全て含みます。株を持っている方のほとんどは証券会社を通していますから、証券会社の口座で保有株の現在値をチェックしてみましょう。

  債券 - 国債、社債、友達に貸しているお金です。忘れている分は、数えません。涙

  投資信託 - お金の運用を任せている分の額です。おそらく証券会社や銀行を通して持っている人が多いので、これも口座でチェックできます。

  積立型の生命保険 - これは後で返ってくるので、預金と同じようなものです。解約返戻金、満期の額などいろんな形がありますが、ここでは今まで積み立ててきた分で算出してみます。

 

以上が、金融資産の分類です。現金・預金以外にもたくさんの種類があるんですね。細かく見ていくと計算が大変になってしまうので、ざっくり1万円単位で数えてみましょう。エクセル若しくは、紙と鉛筆と電卓があると便利です。あるのは知ってるけど金額が分からない部分は後で足せばOKです。

画像:家計の金融資産の例

私も自分の金融資産をちゃんと計算してみたときは、メイン銀行の預金残高だけで考えていたのが、全部の金融資産のほんの一部でしかなかったことに気づきました。

結構お金持ってるじゃん!

そして、

これだけあったら10~20円の節約に一生懸命になるのがバカらしくなる!

となりました。

家計管理をする上で、現状把握は大事なステップです。

このプロセスを経ることで、気づきが生まれ、節約や今後の行動に変化をもたらします。ぜひやってみてください。また、半年~1年ごとに見直してみると、節約の効果を実感できますよ。