SBI証券などのネット証券を通せば、米国株ETFは簡単に買えます。
それでも手数料は0.5%程度かかってきますので、購入プロセスは慎重にいきましょう。
この記事ではSBI証券で米国株ETFを買うステップを紹介します。
- SBI証券で米国株ETFを買うステップを詳細に知りたい
- ETFを買うときの注意点を知っておきたい
証券口座を開く
まず、証券口座を開設します。
SBI証券の口座開設は5分くらいでできます。
SBI証券は当サイトでおすすめ証券会社の一つですが、まだどの証券会社を使うか迷っている場合は、とりあえず気になっているところを全て開いてしまいましょう。
口座開設自体はどこも無料で、使い勝手は後で確かめられますので。
口座開設には、メアドの登録と本人確認書類(免許証とか)をアップロードする必要がありますが、全てネットで完結します。
証券口座の選び方について、詳しくはこちらの記事を参照ください。
SBI証券の口座を開設したら、ユーザーネームとパスワード、取引パスワードを控えておきましょう。
証券口座にログインする
証券口座を開いたらログインします。
IDとパスワードはブラウザに記憶させておくと便利です。
忘れてもすぐ再発行できますので、焦らなくても大丈夫です。
「外国株式」の口座を開設する
ログインすると以下の画面になります。
SBI証券の場合、米国株ETFを買うためには、外国株式の口座を開く必要があります。
ここで右側の下のほうに「外国株式 開設」となっているので、それを選びます。
クリックすると、以下の画面になります。
この口座開設はさらにシンプルで、クリック5回くらいで終わります。
外国株式口座へ移動する
外国株式口座を開設後に口座画面に戻ると、「外国株式」のアイコンが「取引」に替わっているので、クリックします。
別のタブ(またはウインドウ)が開きます。
外国株のチャートが表示される画面になります。
ETFを検索する
検索窓で買いたいETFのティッカーシンボル(VTI、VOOなど)を検索します。
この例ではバンガードのVTIを探します。
「買付」をクリックする
VTI(バンガードの米国株式市場全体に投資するETF)にたどり着きました。
この画面からでも「買付」できますが、対象のETFの詳細を確認したいので銘柄をクリックします。
以下の画面で「買付」をクリック。
ETFの場合、価格は常に動いているので、現在値の値で必ずしも買えるわけではありません。
口数・価格・期間・預り区分・決済方法を選ぶ
買い注文の画面になります。
価格は成行(なりゆき)を選びます。
指値(さしね)は自分が指定した値段で買いたい場合に使いますが、買えないこともあるので、初心者はあまり使いません。
よほどマニアックなETFを選んでいない限り、成行を選べばすぐに買えます。
期間は当日中でOK。
NISA口座を開いていれば、NISA口座を使うのがおすすめです。
利益がでたら非課税になりますからね。
決済方法は円で買いたいなら円貨決済、米ドルで買いたいなら外貨決済を選びます。
円でも米ドルでも買付可能額が足りない場合はエラーとなり買えません。その場合、十分な現金をSBI証券口座に入れてから買いましょう。
取引パスワードを入力し、「注文確認画面へ」を押すと、以下の画面になります。
取引暗証番号はログイン画面のパスワードとは違うものです。口座を開いたときに設定したはずなので、忘れてたら確認しましょう。再設定もできます。
「注文発注」する
以下のような注文発注画面に移ります。
注文発注を押せば、買付できます。
買付余力が足りない場合、エラーになります。その場合、円貨・外貨に入金すれば発注できるようになります。
また、米国ETFの場合、メンテナンスにより注文できない時間帯もあります。
SBI証券では、毎日午前9時までと、19時~19:30の間は、注文できません。
まとめ SBI証券で米国株ETFを買う方法
以上のステップで米国株ETFは簡単に買うことができます。
最後の概算約定(やくじょう)代金は、実際に購入する金額よりも多めに設定されています。
これはETFが常に値動きをしているため、確実に買えるように証券会社が多めの金額を確保するように自動設定しているためです。
ちなみに、注文発注を押しても、取引が成立するまでに時間がかかる場合もあり、それまでは注文のキャンセルをすることもできます。
ただし、くれぐれも投資商品の買付には慎重になりましょう。
1分1秒を争う必要は全くないですし、最も必要なのは、冷静さと覚悟のほうです。
SBI証券は、当サイトのおすすめ証券会社の1強です。
特に米国株ETFや米ドルを交換したりするのには便利です。
こんな記事も書いています。
当サイトでSBI証券と並んでおすすめの楽天証券での買い方についてはこちらで解説しています。
投資信託とETFの違い、もう一度ちゃんと理解したいという人のための記事です。
ETF推しというわけではないですが、なぜETFが優れた商品なのか、知りたい場合はこちら。
それではまた。