ざっくり読むと、
1.考え方を変えるだけで、同じ支出が、投資になる。
2.お金持ちは普段のお付き合いや買い物でさえ、投資の機会を探っている。
3.使った金額より、使った理由を明確にしたい。
ビル・ゲイツはエコノミークラスに乗るそうです。資産が潤沢にあるのに、どうして贅沢をしないのでしょうか?お金持ちの行動は、一般には理解しがたいことが、しばしばあります。
まず、お金持ちは資産を増やす事と同じくらい、資産を守る事にも注力しています。これが結構大変なことで、割と四六時中考えたらすることになります。
お金持ちと言っても、知識や経験には限りがあるわけで、人と会うときもいつも、自分の資産を守れる方法が聞けないか、意識しています。だから、ご飯を一緒にたべるのだって、ただ食べるのではなく、自分に取って有益な話を聞けないか興味津々なのです。
例え聞けなかったとしても、相手の性格や持っている情報について知ることができたので、次に会うか会わないか、会うならいつ会うかを検討できるので、ムダではなかったと思います。
そんな思考回路を持ったお金持ちにとって、人と食事することでさえ、消費ではなく投資なのです。
投資とは、市払った対価に対し、リターンを見込みます。そして、リターンに対しどれだけ投資したかによって、投資効率は決まります。
お金持ちが大事にしたいのは、いくら投資したかと、何に対して投資したかを明確にすることです。
納得の行かないものに対して支払うお金は、無意味な投資で、浪費するのと何らかわりはありません。
お金もちは何の出費なのか把握することを何よりも大事にしているのです。